大西義治(おおにし よしはる)さん

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特定非営利活動法人・森の蘇り 設立代表者

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コピーライター、プランナーとして東京都内で勤務したのちに、独立して静岡県富士宮市に帰郷。

 

富士山麓がヒノキの宝庫であるにもかかわらず、戦後に植林された森の間伐が遅れ、それが森林の荒廃や土砂崩れなどの環境問題となっていることを知り、間伐〈森づくり〉と木材流通〈木づかい〉を両輪とする活動に取り組む。

 

現在は、誰もが出来る森づくりの手法として「きらめ樹」(皮むき間伐)の普及と、「きらめ樹材」の活用を推進中。

 

「森の蘇り」の活動

◎富士山・錦の回廊づくり・・・富士山をぐるりと取り巻く人工林帯。その森に光を呼び込むと神様が種をまいてくれます。シイ、カシ、カエデ、ブナ…。きらめ樹(皮むき間伐)を進め、やがて、秋には紅葉に色づく「錦の回廊」を富士山に現出させることを目指します。

 

◎グリーン・ジョブづくり・・・だれもが参加できる森の手入れ術・きらめ樹を、しっかりと労働対価の得られるグリーン・ジョブとしていくために「きらめ樹基金」を創設。この基金を原資として、新しい緑の雇用の実現に向け動いています。

 

◎子どもの森づくり・・・きらめ樹を環境教育、野外体験学習の一環として学校やボーイスカウトに提案。単なる体験学習にとどまらず、子ども達自身による森づくりの実践活動として取り組んでいただける学校を募ると共に、その指導を担うリーダーを養成しています。