【オープニングイベント】

イベントレポート

2011年12月19日に行われた、里都プロジェクトのオープニングイベントの参加者は25名。

冒頭、「里都プロジェクト」発起人の大木から、メンバー紹介と「プロジェクト設立の背景」「里都プロジェクトが目指すこと」などをお話させていただきました。

 

つづいて、ゲストの高坂勝さんから、「POST 3.11を生きる│Down to Earth」と題して、「閉塞感を感じる社会の中で、どう生きていくのか?」「地方に赴き、農業に携わる意義とは何か?」「高坂さんが取り組んでいる活動に、どうすれば参加が可能なのか?」など、についてお話をいただきました。

 

高坂さんは、経済が小さくなっても幸せに生きる「ダウンシフターズ」、自分で食べ物を作り、お金を稼ぐことで悩まなくていい「国民皆農的社会」、地域地域でお金がちゃんと循環していく、分かち合いと支えあいの社会「地域分散型社会」といった、考え方を提示されていきます。

このような社会になっていくことで、「誰もが当たり前に、幸せに生きられる未来」が創れないかと考えています。

ご自身も、2009年から千葉県の匝瑳(そうさ)市で、「冬期湛水・不耕起」というやり方で農業を始められ、現在では年間20日の作業で約150kgのお米(2.5人の1年分)と大豆を自給されています。

高坂さんのお店に来る方々を3年間でのべ300人ほど、田んぼに連れて行き、一緒に農作業をします。そこで楽しさを知った人たちが自給を始めます。昨年は7組、今年はさらに7組が田んぼをはじめました。来年は12組が田んぼをやる予定です。その度ごとに田んぼをどんどん開墾していきます。

 

つづいて、高坂さんの農作業に参加し、里都プロジェクトのメンバーでもある濱谷玲子から、体験談や感想の話。

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将来「半農半“場づくり”」が目標。

しかし、 都会暮らしでは、お米を作りたくても田んぼもなく、高坂さんのお店に遊びに行ったときに「田んぼ行かない?」と誘われ、「はい、行きたいです!」と即答。

冬季湛水という手法で、年間二十日間通えばお米が出来るという田んぼを、実際見てみたかったことが理由。車をみんなで出すからそれに便乗すればいい、持ち物も汚れてもいい服と長靴と軍手だけ、という参加のしやすさもあったそう。


つづいて、高坂さんの農作業に参加した濱谷玲子さんから、体験談や感想をうかがいました。
濱谷さんは、高坂さんと出会うことで、会社員を辞めて「半農半“場づくり”」を目指して活動されています。
都会暮らしでは、お米を作りたくても土も田んぼもありません。
そんな時、高坂さんのお店に遊びに行ったときに「田んぼ行かない?」と誘われ、「はい、行きたいです!」と即答。
車をみんなで出すからそれに便乗すればいい、持ち物も汚れてもいい服と長靴と軍手だけ。とのことで、参加の敷居が低いのが特徴です。

つづいて、高坂さんの農作業に参加した濱谷玲子さんから、体験談や感想をうかがいました。

濱谷さんは、高坂さんと出会うことで、会社員を辞めて「半農半“場づくり”」を目指して活動されています。

都会暮らしでは、お米を作りたくても土も田んぼもありません。

そんな時、高坂さんのお店に遊びに行ったときに「田んぼ行かない?」と誘われ、「はい、行きたいです!」と即答。

車をみんなで出すからそれに便乗すればいい、持ち物も汚れてもいい服と長靴と軍手だけ。とのことで、参加の敷居が低いのが特徴です。

実際に田んぼ作業に参加した感想は、大きく分けて3つ。

自然の中での作業は五感が刺激され「本当に気持ちがいいこと」、みんなとの共同作業が「楽しいこと」、お米づくり=いのちに直結している作業で、“生かされているという当たり前の感覚”が「取り戻せること」。

『天空の城ラピュタ』に出てくるセリフのように、「人間は土から離れては生きられない」を実感した、とのことでした。

このフォーラムは、一方的に話を聞くだけではなく、参加者同士で交流を深め、考えや感じたことを共有する対話の時間も設けています。

【終了】イベント告知

2011年12月19日【オープニングイベント】

本プロジェクトのオープニングとして、

『減速して生きる ダウンシフターズ』の著者・高坂勝さんをお招きし、トークイベントを開催いたします。

高坂さんは、「企業や既存の経済システムに頼らない『自立した幸せな生き方』」を実践・提唱されており、池袋でオーガニックバー【たまにはTSUKIでも眺めましょ】を経営する傍ら、千葉県匝瑳市で農地を借り、米と大豆の自給に取り組まれています。

 

「閉塞感を感じる社会の中で、どう生きていくのか?」「地方に赴き、農業に携わる意義とは何か?」「高坂さんが取り組んでいる活動に、どうすれば参加が可能なのか?」などについてお話をいただく予定です。

 

きっとワクワクするようなひと時になると思います。

ぜひご参加ください!

 

 

■ゲスト(里都ナビゲーター):高坂勝(こうさか まさる)さん

  ※『減速して生きる ダウンシフターズ』(幻冬舎)著者  

 

■日時:2011年12月19日(月)19:00-21:30ごろ

  ※開場は18:30を予定しております。

 

■場所:赤坂パークビル会議室

  ※赤坂パークビルの所在地につきましては、下の地図をご参照ください。

  ※開催場所の詳細は、参加お申し込みいただいた方にご連絡いたします。

 

■定員:30名(先着順とさせていただきます)

 

■参加費:2,000円(お土産付)

  ※参加費は当日開場にてお支払いください。

 

■主催:里都(さと)プロジェクト 

 

■申込み方法:以下のフォームからご登録ください。

⇒定員に達しましたので、応募を締切りました。ありがとうございます。

 次回は1/27を予定しております。