高橋 優子(たかはし ゆうこ)さん

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「特定非営利活動法人 生活工房つばさ・游」 理事長

「全国有機農業推進協議会」 理事

有機的協働マネージメントコーディネーター

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豊かな自然環境と人口3万人のコンパクトな街にひかれ、1989年、埼玉県小川町に移住。

2000年10月、地域のミニコミ誌の発行をきっかけに任意団体生活工房「つばさ・游」を結成。2009年8月にNPO法人化。理事長を務める。

活動の柱の一つが町の資源(人・もの・金)をつなぐコーディネーター的な役割。環境とジェンダーを視点とした地域情報紙「小川町まっぷ」を2001年から、メールマガジン「小川町まっぷ」を2003年から発行継続中。具体的には、有機農業を基盤とした相互扶助型市民ネットワークのまちづくりに精力的に取り組む。

 

有機野菜を地元の人にもっと知って欲しいと、2009年11月、農家と主婦協働の有機野菜を使った日替わりシェフレストラン「べりカフェつばさ・游」を立ち上げる。

 

地元企業が地元の有機農家の生産したお米を全量買取支援事業(日本初企業CSA)を生活工房「つばさ・游」がマネージメントコーディネート行い、これにより、地域の飯米農家すべてが有機農業に転換。農家をささえる一つのモデルとして注目を浴びている。(下里農地・水・環境保全向上委員会が2010年農林水産祭むらづくり部門で天皇杯受賞)

 

地域で先駆的に有機農業に取り組む金子美登さんと共に、有機的なつながりを持った環境負荷の少ない持続可能な循環型社会の価値観として「“小利大安”の下里モデル」を提案中。新しい価値観の未来を目指し協働で活動している。